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福岡地域にミニデイサービス「福岡長寿の家・故郷」開設

 福岡地域の同胞高齢者らのためのミニデイサービス「福岡長寿の家・故郷」が5月19日に開設された。

 同デイサービスは福岡朝鮮初級学校付属幼稚班の施設を利用して行われている。当日、福岡の金平団地を中心に、周辺に居住する同胞高齢者たち34人が集まった。

 20代の同胞青年たちが血圧、体温、体脂肪などの健康診断を行ったあと、11時から開設式が行われた。

 式では所長に選ばれた李相周顧問があいさつ。つづいて、20代の若い同胞らと参加者らが各自自己紹介を行った。また、これからの日程や施設の運営に関する説明があった。健康体操のあと、昼食にはカルビスープ、キムチなどの朝鮮料理がふるまわれた。参加者らは、「故郷の春」「アリラン」など朝鮮の歌を歌いながら楽しいひと時を過ごした。

 89歳になるあるハルモニは、「このような楽しい場があるからもっと長生きできる」と話していた。同デイサービスは、65歳以上の同胞を対象に健康診断、健康体操、カラオケ、映画鑑賞などを行い、毎月第2、第4木曜日に運営される。【福岡支部】

[朝鮮新報 2005.6.8]