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6.15共同宣言発表5周年記念 在日同胞統一大会 「今年を画期的な年に」

各階層の同胞1000人が参加

 6.15共同宣言発表5周年記念在日同胞統一大会(主催=6.15共同行事日本地域準備委員会)が9日、東京の日本青年館大ホールで行われ、1000余人の同胞らが参加した。また、郭東儀議長と梁守政名誉議長をはじめとする代表委員、来ひんとして総聯中央の徐萬述議長と在日韓国民主統一連合の金政夫議長が参加した。

 大会では徐萬述議長が来ひんを代表してあいさつし、分断後初めて北と南、海外の各階層を網羅した常設の全民族的統一運動連帯機構として出帆した共同行事準備委員会は、共同宣言が生んだ6.15時代の産児だと強調。日本地域準備委員会の主催で6.15共同宣言5周年を祝うことは意義が大きいことだと指摘した。

 また6.15時代は、これまでのように主義主張と利害にとらわれていた古い時代の前轍を踏んではならず、共同宣言実践のために貢献しなければならないと述べながら、総聯は6.15時代の要求に沿って日本地域準備委員会メンバーとしての使命と役割を果たしていくだろうと語った。

 続いて郭東儀議長が報告を行い、今大会は6.15共同宣言によって開かれ発展してきた6.15時代の本当の意味を再度想起し、在日同胞の団結をさらに強化して統一運動をさらに高い段階へ発展させる契機にしなければならないと述べ、6.155周年と光復60周年を迎える今年を、自主統一の画期的な局面を開く年にしなければならないと強調した。

 また、民団中央が一日も早く日本地域準備委員会のメンバーとなり統一大祝典に参加するよう呼びかけた。

 大会では祝電の紹介に続き、津田塾大学教授の林哲代表委員と在日大韓基督教会川崎教会元老牧師の李仁夏代表委員が演説した。

 大会では第2部として、金剛山歌劇団をはじめとする同胞青年らが出演する公演「6.15へ行こう」が行われた。

[朝鮮新報 2005.6.14]