三重「伊賀コリアン会館」新改築竣工式が１２日に行われ、総聯三重県本部の朴喜僅委員長をはじめとする地域同胞５０余人が参加した。

　テープカットのあと、新会館内で支部総会と記念祝賀宴が行われた。

　総会では、伊賀支部の金正一顧問が支部活動と改築工事について報告した。金顧問は、組織にとらわれない、地域に住むコリアンのための「伊賀コリアン協議会」を組織したと報告し、「これからは同胞の権利のためにみんなが力を合わせ、この会館を公民館として認めてもらえるようにしよう」と語った。また金栄泰委員長をはじめとする支部新役員が選ばれた。

　祝賀宴では金顧問のあいさつ、吉川実三重県議、中居善芳伊賀市総務部長などの来ひんあいさつがあった。

　参加者たちは大阪朝鮮歌舞団の歌にあわせて歌って踊り、久しぶりに再会した同胞たちと愉快な一日を過ごし、新会館の竣工を祝った。

［朝鮮新報 2005.6.21］