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大阪府強制連行調査団報告集会 遺骨調査、証言収集など呼びかけ

「再出発し、歴史的な活動を」

 大阪府朝鮮人強制連行真相調査団が主催する「8.15」60周年記念報告集会が6日、大阪・森ノ宮のアピオ大阪で行われ、同調査団のメンバーをはじめ同胞、市民ら約70人が参加した。

 集会では、大阪府調査団の金由光・朝鮮人側代表があいさつし、空野佳弘・大阪府朝鮮人強制連行真相調査団日本人側事務局長、日本人側の塚崎昌之氏、調査団中央本部の洪祥進・朝鮮人側事務局長がそれぞれ報告した。

 空野事務局長は、朝鮮や日本を取り巻く東アジアの情勢、日本政府の遺骨返還のための取り組みについて解説。「粘り強くたたかって外国人の権利保障を勝ち取っていかなければならない。大阪府調査団もねじをもう一度巻きなおし、若い人とともに歴史的な活動を展開しよう」と呼びかけた。

 塚崎氏は、大阪では朝鮮人犠牲者に関する資料などがほとんど残っておらず、数もわかっていないと指摘。「真相を解明することがアジアの平和につながる」と述べた。

 集会では、洪事務局長が先月開設した強制連行犠牲者に関するホットラインの集計結果について報告した。大阪、茨城、神奈川、愛知などの寺院や納骨堂に朝鮮人の遺骨が多数、安置されているとの連絡があったという。現在、各地の調査団が事実確認を行っているという。洪事務局長は「強制連行に限らず、空襲や解放後の犠牲者など幅広い調査が必要」と訴えた。

[朝鮮新報 2005.7.9]