８月２６日、福島朝鮮初中級学校オモニ会が２学期の始業式に際し同校寄宿舎の大掃除を行った。

ビックパレットの前で

　オモニ会では毎年恒例となった寄宿舎の大掃除。この日はあいにくの雨の中、遠くは栃木、会津、いわき、郡山市などから、寄宿舎で生活する生徒たちを思い、オモニたちは朝早くから車を走らせた。

　大掃除は、日頃学校の教職員や生徒たちの手が行き届かない細部に至って行われ。

　終了後、生徒たちは、オモニたちの掃除の手際の良さに感動しながら、オモニの愛情を胸いっぱいに感じていた。

　翌２７日には、郡山市内のビックパレットで開催中のサーカス観覧を全校生徒と教職員にプレゼントした。

　ある生徒は、「親とも行ったことのなかったサーカスに興奮した」と喜びを表していた。

　教職員たちは、オモニたちの愛情でスタートした２学期に、生徒たちの学力向上で報いるため、よりいっそう奮闘する決意を固めた。【福島朝鮮初中級学校】

［朝鮮新報 2005.9.4］