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総連埼玉代表ら 知事を表敬訪問 差別なくなるよう、互いに協力を

歌劇団公演観覧も要請

 総連埼玉県本部の安正一委員長をはじめとした県下各団体、学校の関係者ら一行は6日、埼玉県の上田清司知事を表敬訪問し、朝鮮学校支援や在日朝鮮人の権利問題などへの理解と協力などを求めた。秦哲美・県議会議員も同席した。

 安正一委員長は、祖国統一に向けて北南の交流が進んでいることなど、朝鮮の情勢について言及し、「われわれは統一した祖国を視野に入れ、日本にいながらも民族の誇りを持って生きている。同胞たちが差別なく生活できるようにしていきたい」とし、理解と協力を求めた。

 埼玉朝鮮初中級学校の関係者らは、教育環境に関する懸案の問題について述べ、支援を求めた。また、「民族教育を受けた同胞芸術家たちの公演をぜひ観てほしい」として、金剛山歌劇団公演の観覧を要請した。

 上田知事は「いろいろ知恵をだしていきたい。お互いに協力しあっていこう」と述べた。

[朝鮮新報 2005.10.13]