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東京強制連行調査団再結成1周年 祐天寺シンポなど、活動報告

 東京朝鮮人強制連行真相調査団再結成1周年記念集会が2日、総連東京都本部会館で行われメンバーらが参加した。

 集会では、東京調査団の金鐘普E朝鮮人側代表があいさつし、日朝協会の石橋正夫氏と総連東京都本部の朴潤基副委員長が来賓としてあいさつした。

 続いて、李一満・朝鮮人側事務局長が1年間の活動報告を行い、23区内での現地調査と証言収集など今後の課題について話した。また、西澤清・日本人側代表が祐天寺(東京都目黒区)に安置されている強制連行犠牲者の遺族と平壌で対面し、聞き取りを行ったことなどについて報告。「遺族たちは今も苦しんでいる。どこかで断ち切らなければならない」と語った。

 当面、東京調査団は19、20日にかけて八丈島で2回目の現地調査を行うという。

 2部に行われた記念小宴では、東京都商工会の朴竜基会長、野中栄治・足立区議らがあいさつした。朴竜基会長は「調査団はすばらしい活動をしている。歴史を正しく認識し、過ちを繰り返さないことが大事」と述べた。

[朝鮮新報 2005.11.8]