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大阪の市民団体代表ら 内閣府、外務省に申し入れ 日朝国交正常化早期実現を

 「9.17平壌宣言3周年 日朝国交正常化の早期実現を求める大阪の集い」実行委員会の代表らが8日、内閣府と外務省を訪れ、平壌宣言の誠実な履行と日朝国交正常化の早期実現を求める小泉純一郎・内閣総理大臣あての申入書を提出した。

 申入書は9月17日に大阪で開催された集いの場で、参加した1000人以上の市民らの総意で採択されたもの。同実行委員会共同代表の有元幹明氏(「日朝国交正常化早期実現を求める大阪府民の会」代表)と松本健夫弁護士、「自主、平和、民主のための広範な国民連合・大阪」の浅田義信代表世話人、「チョソンハッキョを楽しく支える生野の会」の長崎由美子代表(社民党大阪副代表)、韓統連大阪本部の金昌五事務局長、総連大阪府本部の金政義・国際部長が代表として提出した。

 申入書は、拉致問題が経済制裁によって解決するとは考えられないと指摘し、「話し合いを重ね、両国の信頼関係を築いていくことが緊要だ」と強調。平壌宣言の誠実な履行などを求めている。応対した内閣府と外務省の職員は、担当部署への報告などを約束した。

 その後一行は、朝鮮会館を表敬訪問し、徐萬述議長らと会った。

[朝鮮新報 2005.11.10]