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神奈川朝鮮学園、教育会代表ら 校舎補修の緊急支援を県に要請

 神奈川朝鮮初中高級学校の禹載星校長をはじめ神奈川朝鮮学園、県教育会の代表らが1日、神奈川県庁を訪れ、校舎補修工事のための緊急支援を求める、松沢成文知事あての要請書を大木宏之副知事に提出した。武田郁三郎県議(社民党)、安斉義昭県議(民主党)が同席し、県側からは県民部長ら関係部門の担当者らが応対した。

 代表らは、県当局が朝鮮学校の歴史と現状を正しく認識し、校舎補修工事のための緊急支援を行い、教育補助金を私立学校レベルにまで引き上げるよう求めた。

 神奈川初中高オモニ会の代表らは、家庭の財政的負担が大きいとしながら、満足な教育環境を与えてあげたいと思うのは親たちの共通の希望だと強調した。

 県側は、現行制度上では要請に応じる余地がないが、新しい制度を設けるなど政府に要請したいと述べた。

 同席した2人の議員は、朝鮮学校の正当な要請を実現させ、地域における交流と友好親善のため、朝鮮学校を支援する会の結成に協力したいと、代表らを激励した。【神奈川県教育会】

[朝鮮新報 2005.12.13]