top_rogo.gif (16396 bytes)

「日朝交流愛知の会」、愛知朝鮮学園 県知事に助成増額など要請

 「日朝教育、文化交流をすすめる愛知の会」の代表9人と河貞鳳・総聯愛知県本部委員長、文光喜・愛知朝鮮学園理事長らが14日、神田真秋知事に「愛知朝鮮学園への助成の充実を求める要望書」を提出した。

 要望書は助成金の増額や独自の名目の補助新設、朝鮮学園の法的位置付けを検討する審査部会の設置などを求めている。

 席上、文光喜理事長は、県下5校が3年間続けて公開授業を行い、「愛、地球博」など県の行事にも積極的に参加し、愛知の民族教育は日本の広範な市民から支持を得ていると強調。にもかかわらず、助成額は6大都府県の中で最低の水準にあると指摘した。

 神田知事は、「自民党をはじめ超党派で要望されたことを重く受け止める。県の財政は非常事態になっているが、(助成額を)5年間引き上げてきた。外国人学校の問題は政府の判断を仰ぐ問題なので提言していきたい。また朝鮮学校の助成金については共生、融和に向けた方策とともに、中長期的に考えていきたい」と述べた。【愛知支局】

[朝鮮新報 2005.12.22]