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朝鮮学校生徒 2006年兵庫大会から「国体」参加可能に

 日本体育協会の国民体育大会(国体)委員会が4日に行われ、出入国管理及び難民認定法で定める「永住者」の大会参加を認めることを正式に決めた。これに伴い、朝鮮学校生徒らの参加も可能になった。2006年に開催される第61回兵庫国体から実施される。

 現在の参加資格は、原則として日本国籍が条件で、「永住者」の場合は学校教育法第1条が定める学校の在籍者、卒業者などに限られている。

 同協会は、社会情勢の変化に対応するため参加資格の拡大を段階的に図っている。今回もその一環で、国籍を問わず「住民」に参加資格を与えるというのが改正の主旨だという。

 兵庫国体からは夏季、秋季大会が一本化される。中学3年生の参加競技拡充なども検討された。

[朝鮮新報 2005.3.10]