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平壌で日本の100年の罪悪を糾弾する討論会 「乙巳5条約」は最大の罪

 日本帝国主義による「乙巳5条約」締結から100年が近づいていることと関連し、日本の100年の罪悪を暴露断罪する全国社会科学部門研究討論会が14日、平壌で開かれた。

 崔泰福朝鮮労働党書記、社会科学院のテ・ヒョンチョル院長、関係部門の活動家、科学、教育、出版報道、文化保存部門の教員、研究士、記者らが参加した。

 まず、金日成総合大学法律学科学長のチョン・ムンギル博士が「日帝による『乙巳5条約』ねつ造の犯罪性」と題して討論した。チョン博士は1905年から2005年に至る100年間が、朝鮮民族に対する日本の侵略と略奪、虐殺で彩られた罪悪の歴史であり、敵視政策の歴史だとしながら、その中でも最も大きな罪は銃剣で「乙巳5条約」をねつ造し、朝鮮の国権を強奪したことだと述べた。

 博士は日帝の「乙巳5条約」ねつ造は、国際法で公認された条約締結の手続きを故意に無視し、乱暴に違反した国際法的犯罪だと指摘した。

 また、これは朝鮮民族を抹殺する目的で、最も横暴で悪らつな方法で強行された、人類史上例を見ない犯罪だと非難した。

 討論会では「朝鮮民族の民族性を抹殺するための日帝の犯罪的策動」「日帝による朝鮮文化略奪の犯罪的真相」「日帝の朝鮮人虐殺は天に唾する極悪な犯罪」などの題目で、社会科学院のチョン・チャンギュ所長、文化保存指導局のリ・ウィハ副局長、平城師範大学のキム・ドソン学部長らが討論した。

 討論者たちは、朝鮮人民の民族性を完全に抹殺するために、日帝が「同祖同根」「内鮮一体」の反動的スローガンを掲げて民族同化政策を実施し、五千年の悠久な朝鮮民族の歴史をわい曲ねつ造しようと血眼になって狂奔したことについて指摘した。

 さらに、日帝が朝鮮の至るところで手段と方法を選ばず、文化財破壊略奪行為を公然と敢行し、多くの文化財を盗んでいったことについて指摘。これは当時、日本政府が国策として掲げた朝鮮民族抹殺政策を強行するための重要な手段であると明らかにした。

 また、日帝による朝鮮人虐殺は、期間からしても、その手段や方法の野獣性や残忍さからしても、類例を見つけることのできない極めて悪らつな犯罪であったと強調した。

 その他の討論者たちも、百年の宿敵、日帝の朝鮮史わい曲ねつ造行為は、自らの朝鮮占領を合理化し侵略策動を美化粉飾して植民地統治の罪悪を隠ぺいしていることに集中的に現れていると述べた。

 また、「独島領有権」主張と歴史教科書わい曲策動は、日本の破廉恥と狡猾さをそのまま示しているとしながら、これは本質において過去朝鮮人民に大きな不幸と苦痛を強いた犯罪的な侵略の歴史を再び繰り返すのだという再侵略と領土膨張の野望を表しているものだと糾弾した。

 そして、日本は敗戦60年を迎えたこんにちに至っても、反朝鮮敵視感情に人為的に固執し、それを醸成するのではなく、血塗られた罪悪の歴史、朝鮮民族を抹殺するための鬼畜のような犯罪の歴史を徹底的に謝罪し、一日も早く朝鮮人民に誠実に補償しなければならないと強く主張した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2005.9.15]