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平壌産院で出産 ファン・ソンさんが詩と手紙

 10日に平壌産院で次女を出産した統一連帯スポークスマンのファン・ソンさん(32)が、娘を思い作った詩と手配中の夫、ユン・ギジン・汎青学連南側本部議長宛の手紙を平壌から送った。詩は14日付で手紙は15日付。

 ファンさんは詩の冒頭で、「娘よ/あなたの故郷は平壌」とうたった。また、「6.15の祝福を受けた/平壌のソウルっ子よ/ソウルの平壌っ子よ/何よりも6.15に似てほしい…」「6.15時代があなたに贈った贈物の始まりだよ」ともつづっている。

 夫への手紙では、平壌産院での生活ぶり、娘の成長の模様などを伝えている。そのうえで、「娘の故郷が『平壌』になるような時代に国家保安法手配者になっているあなた。…あなたの娘は10月10日夜10時に平壌で生まれました。人々が、完璧な数字である『10』がわが民族が吉だと考える『3』回も重なったと、祝福してくれます」「まだ苦労はありますが、娘たちはソウルと平壌を自由に行き来し統一した世の中を享受するでしょう」と思いを吐露した。

[朝鮮新報 2005.10.21]