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朝鮮代表団団長、ユネスコ総会で教科書わい曲を非難

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)第33回総会で7日、朝鮮代表団の団長は、朝鮮政府は今後も自主、平和、親善の理念に従ってユネスコとすべての加盟国との協力をさらに強化することにより、世界の平和に向けた国際的な努力に積極的に貢献するであろうと強調した。

 団長は演説で、かつて人類に戦争の惨禍を被らせた日本で人々に平和の精神を植えつけるべき教育の使命とユネスコの創立憲章の精神に反し、侵略史を美化した歴史教科書が依然として新世代の教育課程案に登場しているのはアジア諸国の間で大きな憂慮を醸していると指摘した。

 また、教育、科学、文化などの分野における国際的協力を通じて平和と平等の知的基礎を築くことを使命としているユネスコの機能と役割をより強化することを求めているとし、ユネスコが今後も同機関の活動分野において加盟国の協力をさらに強化して世界の平和と安全、持続可能な発展に寄与するための知的機関としての責任と役割を果たすものとの期待を表した。

 さらに、近年、朝鮮では政府の教育、科学重視政策に従って教育と科学技術発展、民族文化遺産の保全、管理活動に大きな力を入れていると指摘した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2005.10.23]