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農勤盟代弁人が談話 南の農民闘争を支持

 朝鮮農業勤労者同盟(農勤盟)スポークスマンは21日、農民の命綱であるコメ市場を開放しようとする南朝鮮当局の策動に抗議する農民の大衆的闘争が展開されていることと関連して談話を発表し、次のように指摘した。

 現在、南朝鮮で激しく展開されている農民の闘争は、外部勢力の従属から自身の生活の拠り所を守り抜き、外部勢力に屈して農民の初歩的な生存権さえも平然と踏みにじる当局に対する恨みと怒りの爆発である。南朝鮮当局のコメ市場開放策動は、外部勢力に屈従し、農民を犠牲にする許し難い反人民的、反民族的行為である。

 生存権を守り、民族農業を死守するため「コメ交渉批准案」の国会通過に反対して起こした農民のたたかいは至極当然であり、義に徹したものである。

 にもかかわらず、このような農民を弾圧して数百人の死傷者を出した公安当局のファッショ暴挙は到底黙過できない。

 すべての農業勤労者は、反民族的なコメ市場開放に反対して正義の闘争に立ち上がった農民に対するファッショ公安当局の暴圧蛮行を厳しく断罪、糾弾する。

 口先では、「民心」や「民生」をけん伝しながらも、米国をはじめ外部勢力の圧力に屈して農民の利益を損ねるのは決して許されない。

 今回の農民の正当な闘争を暴力で弾圧するファッショ公安当局は当然、責任を持って民族の前に謝罪し、南朝鮮当局は農民の正当な要求を直ちに受け入れるべきである。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2005.11.26]