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開城の遺跡、遺物切手シート

 平壌11月22日発朝鮮中央通信によると、王建王陵、高麗成均館、霊通寺など開城の遺跡、遺物を示す切手シートが朝鮮切手社から発行された。

 王建王陵のシートは、王陵の全景と高麗太祖王建王陵改築碑、王の肖像、王陵の正門、王建王妃合葬碑をあしらった切手を編集している。

 高麗成均館のシートには、成均館の三門とイチョウ、ケヤキを背景に、大成殿、明倫堂、高麗王氏家門の族譜、金属活字、玄化寺7層塔などがあしらわれている。

 今回、新たに復元された霊通寺のシートには、霊通寺の全景、高麗時代の僧であった義天の碑である大覚国師碑、南門などがあしらわれている。

 朝鮮の3大名滝の一つである朴淵瀑布のシートは、滝と同所を歌った女流詩人の黄真伊(16世紀前半)の詩を背景に、竜の岩、観音寺の大雄殿と仏像などを紹介している。

 このほかに、開城南大門、恭愍王陵、善竹橋、嵩陽書院などの遺跡と同所に保存されている遺物をあしらったシートもある。

[朝鮮新報 2005.12.1]