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沙里院民俗通り第1段階完成へ

 平壌11月24日発朝鮮中央通信によると、黄海北道沙里院市で民俗通りの建設が進められている。

 1、2段階に分けて建設される民俗通りの1段階工事が完成段階に入った。

 1段階の建設対象のうち、すでに完工した民俗通り食堂、景岩山麺店、景岩山旅館、タンゴギ(犬肉)スープ、餅、マッコルリなど各種の民族料理を専門とする飲食店がすでに営業を開始している。

 民俗通りのすべての建築物と施設物は言うまでもなく、亭閣や装飾の彫刻なども民族的形式で施工された。

 シルム(相撲)、チャンギ(将棋)、ユッノリ(すごろく遊び)、ノルティギ(板飛び)、クネ(ブランコ乗り)などを楽しめる民俗遊戯場には、コインドル(支石墓)をはじめ膽星台、測雨器、広開土王陵碑、5層石塔など民族の英知と才能を示す文化遺跡、遺物の複製物が展示されており、古代から近世に至るまでの朝鮮民族の史料と生活風俗、名人に関連したモザイク壁画で装飾された回廊がある。

 民俗遊戯場にはまた、多彩な芸術公演が行える野外舞台と結婚式場もある。

 民俗通りの2段階建設も同時に進められている。

[朝鮮新報 2005.12.1]