【平壌２０日発朝鮮中央通信】２００５年、１年間の朝中両国関係において最も意義深い出来事は、朝鮮労働党総書記である金正日国防委員長の招請によって中国共産党総書記である胡錦涛国家主席が朝鮮を公式親善訪問したことだ。訪問期間、両国指導者の会談が行われ、経済、技術協力に関する協定が調印された。

　両国の指導者は、中国の党と政府の惜しみない支援によって近代的に建てられた朝中友好の象徴である大安親善ガラス工場を見て回り、不敗のものに固められた朝中人民の兄弟的友誼（ぎ）をさらに厚くした。

　朝鮮人民は、胡主席を最大の国賓として迎え、至る所で熱烈に歓迎し、大マスゲーム・芸術公演「アリラン」などを通じて伝統的な朝中友好を代を継いで強化、発展させようとする確固たる意志を示した。

　両国の党と政府は、高位級代表団の活発な往来で関係をいっそう密接にした。

　３月に朝鮮の朴奉珠総理が、４月には姜錫柱第１外務次官が中国を訪問し、王家瑞部長を団長とする中国共産党対外連絡部代表団（２．１９）、胡主席の特別代表である唐家璇・国務委員（７．１２）、中国共産党政治局員の呉儀・副総理を団長とする中国政府代表団（１０．８）が朝鮮を訪問した。

　中国の党と政府は、６者会談をはじめ国際舞台でも朝鮮半島の核問題を平和的に解決しようとする朝鮮の党と政府の確固たる意志を支持した。

［朝鮮新報 2005.12.27］