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パレスチナ人民の偉業に支持と連帯

 8日の第60回国連総会第4委員会での案件「『占領地域でパレスチナ人民とその他のアラブ人の人権に影響を与えるイスラエルの行為を調査するための特別委員会』の報告」討議の際、朝鮮代表が演説した。代表は、特別委員会の報告に留意し、奪われた領土と自決権を取り戻すためのパレスチナとすべてのアラブ人民の偉業に支持と連帯を送ると強調した。

 また、パレスチナ問題は本質において奪われた領土を取り戻し、民族自決権と生存権を回復するためのパレスチナ人民の闘争であると同時に、中東和平保障のための基本保証になるとし、つぎのように指摘した。

 パレスチナおよびアラブの領土で数十年間持続している紛争は、イスラエルの占領と弾圧、ぼう張主義策動によっていまだに解決されずにおり、大きな国際的憂慮をかもし出している。

 中東地域でイスラエルの占領を終わらせ、中東問題を中東地域人民の意思と要求に即して解決することのできる根本方途は、自決権と人権、奪われた領土を取り戻すためのすべてのアラブ人民の合法的権利と要求を実現することである。

 国際的圧力によるガザ地帯とヨルダン川西岸一部地域からのイスラエルのユダヤ人「入植地」撤収は歓迎すべきことであるが、こうした撤収が占領されたすべてのアラブ地域からの撤収へとつながらなければならないと主張する。

 朝鮮は、国連総会の決議と国際法に基づきパレスチナ問題を公正に解決して祖国への帰国の権利とクドス(エルサレム)を首都とする独立国家の創設権を含む合法的な民族的権利を取り戻すパレスチナ人民の闘争と、中東問題の公正な解決をめざすアラブ人民の闘争に今一度固い連帯を送る。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2005.11.19]