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WFTU大会で朝鮮団長が演説

 キューバで行われた世界労働組合連盟(WFTU)第15回大会に参加した朝鮮職業総同盟(職総)代表団団長である職総の金英道副委員長は2日、大会の総会で演説した。金団長はWFTUとすべての進歩的な労組団体が反帝、自主の旗じるしを高く掲げて連帯と協力を発展させることにより、国際労働運動を新たな高い段階に引き上げるべきだと指摘した。

 また、WFTUがこの60年間、戦争に反対し、平和を守り、国際的に労働者階級の権利と利益を守るたたかいを通じて人類の自主偉業の遂行に大きな寄与をしたことに言及した。

 また、社会主義制度を守り抜き、強盛大国建設と祖国統一をめざしてたたかっている朝鮮人民に変わらぬ支持と連帯を送っているWFTUとすべての国の友好的な労組団体に謝意を表した。

 一方、大会でWFTUの書記長とシリア、インド、スペイン、ブラジルなど各国の労組代表と国際公務員労組代表は、米帝国主義が反朝鮮策動を進めていることについて指摘し、朝鮮人民はあらゆる妨害策動を退け、社会主義を守り抜くことにより、全世界の労働者階級と進歩的勢力の闘争を力強く鼓舞していると強調した。

 大会では朝鮮に関する連帯決議が採択された。

 決議は、米国が第2次世界大戦後、朝鮮の半分を軍事的に占領し、60年間行っている朝鮮人民に対する政治的圧力と経済制裁、軍事的侵略策動などが朝鮮半島の平和と安全はもとより、全世界の平和と安全に対する重大な脅威になっていると認めると指摘した。

 また、米国が第30回国連総会の決議どおり、南朝鮮から侵略武力を撤退させ、朝鮮半島の核問題に関する第4回6者会談で採択した共同声明に指摘されている「言葉対言葉」「行動対行動」の原則に伴う義務を誠実に履行することなどを求めた。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2005.12.15]