中国を訪問中の盧斗哲副総理は２４日、北京の人民大会堂で、中国共産党政治局員の曽培炎副首相と会見した。

　曽副首相は席上、昨年行われた金正日総書記の中国訪問と今年の胡錦涛総書記の朝鮮訪問は中朝親善関係を新たな高い段階へ発展させるうえで重要な契機になったと述べた。そして、朝中親善、協力関係を強化、発展させることは中国の党と政府の確固たる立場であると述べ、双方間の安定し強固な政治関係は両国間の経済、貿易協力を順調に発展させる基礎になると指摘した。

　盧副総理は同日、北京で唐家璇国務委員と会見した。

　唐国務委員は席上、今年、中国と朝鮮の善隣、親善関係は絶え間なく発展してきたと述べ、胡錦涛総書記と金正日総書記の賢明な指導のもとに両国関係が必ず輝かしい未来をもたらすものと確信すると述べた。

　唐国務委員は同日夕、朝鮮政府代表団の訪中を歓迎して北京の釣魚台迎賓館で宴会を催した。（朝鮮通信）

［朝鮮新報 2005.12.27］