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第33回在日朝鮮学生美術展東海地方展 延べ850人が観覧

 「第33回在日朝鮮学生美術展東海地方展」が昨年11月21〜26日にかけて名古屋市博物館で行われた。期間中、愛知県下の朝鮮学校、岐阜初中の生徒や父母、一般市民ら延べ850人が観覧した。

 生徒たちは、「とても上手だ。自分もあんなふうに描いてみたい」「今度は自分も入選できるようにがんばりたい」などと感想を述べていた。

 また、「夢の大きさ、カラーの表現力、構図の確かさなどすべて感動した」(女性、71)、「明るい絵が多くて救われた。昨今の世相が子どもたちに悪影響を及ぼさないことを願ってやまない」(高校教員、43)、「おもしろみのある作品ばかりで感動した。これからも子どもたちの限りない力を伸ばしたい」(中学美術教諭、46)など一般市民の声も多数寄せられた。

 41歳の男性(フリーランスライター)は、「日本人には絶対描けないような『継ぐ−1、2、3』などとても感動した。『扇風機』は臨場感があって思わず拍手してしまった。みなさんの美術に再度触れられることを楽しみにしている」と述べていた。

[朝鮮新報 2005.1.18]