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国連人権委 出席へ

関西外国語大学3年 劉由子さん

 「在日朝鮮人に対する権利や処遇とか、不正常な状態はそろそろ終わらせなあかんと思うんですよ」。4月にジュネーブで開催される国連人権委に総聯代表団の一員として参加する。

 城北朝鮮初級、中大阪朝鮮中級学校(共に大阪市)を卒業後、日本の高校へ。現在は、関西外国語大学で英語、中国語を専攻するかたわら留学同大阪・同大支部長として活動に励む。同胞学生らを集めるための活動を展開し、去年1年で日本学校出身の学生ら18人を同盟員として迎えた。「留学同は、ただ友達を集めるためにやっているんじゃない。『民族』を分かち合う大切な場」。

 3年前に亡くなったハラボジは、軍属として日本へ。ハラボジもかつて国連の場で証言に立った。

 「朝鮮学校の処遇改善、植民地時代の清算、祐天寺の遺骨問題などの問題を在日の代表として堂々と世界に訴えたい」

[朝鮮新報 2005.3.30]