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第43回日朝友好展 芸術交流通じて相互理解 北南含む265点の作品展示

 45周年記念第43回日朝友好展(全絹枝実行委員長)が1日から6日まで横浜市民ギャラリー(関内)で開かれた。

 同展には在日同胞47人、日本市民56人、北南の芸術家15人らが出品した絵画、彫刻、工芸、詩歌、書芸、写真などの作品265点と、神奈川県内の朝鮮学校学生による美術、書芸、写真などの作品251点が展示された。4日に開かれた記念フォーラムと祝賀宴では総聯神奈川県本部の鄭喜Q委員長があいさつに立ち「この数年の朝・日情勢の悪化の中でも、関係者の尽力によって民間の草の根芸術交流が活発に行われてきたことに深く敬意を表したい」と語った。また、元参議院議員の清水澄子さんが「私が見た最近の北朝鮮」と題して講演を行った。

 一方、同展の開催を祝って松沢成文・神奈川県知事と中田宏・横浜市長がメッセージを寄せた。松沢知事は「日本と朝鮮はアジアの隣人同士として長い交流の歴史を持ち、朝鮮半島からもたらされる優れた工芸技術や文物によって、わが国の文化は大きな影響を受けてきた」と指摘。さらに、この日朝友好展を通じて市民レベルでの相互理解がより一層深まることを期待していると述べた。

[朝鮮新報 2005.6.7]