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金絹枝個展 華やかに開催 力合わせて友好の「花」を

初の個展を祝って多くの人たちがお祝いにかけつけた

 神奈川県在住の画家、全絹枝さんの初めての個展が、横浜市の本町画廊で6月5日から11日まで開かれ会期中約200人の観客が訪れた。

 会場にはアクリル、油絵、水彩などの華やかな作品45点が展示され、訪れた人たちの目を楽しませていた。

 5日には、レセプションが開かれ、鄭華水文芸同中央顧問らが「長い間の努力が今日の展覧会に結実した。全さんは県下のさまざまな愛国運動に尽力されており、その真心が作品にも織り込まれていて、観る者に感銘を与えてくれる。今後もますます精進してほしい」と述べた。

壁画の舞姫

 また、日朝友好展運営委員会岩田昭三郎代表さんも「多忙な毎日を過ごしながらも、絵や舞踊、写真など多彩な趣味を生かし、日朝友好に尽力してきた全さんのエネルギーにいつも感嘆している。東アジア情勢は厳しいが今後も神奈川に根づいた日朝友好の大輪の花をともに力をあわせて咲かせていきましょう」と語った。

 最後に答礼のあいさつにたった全さんは「ここまでこれたのはみなさんのおかげ。未熟な私をここまで支えてくれたみなさんに心から感謝する」と述べたあと、「今後も祖国はもとより多くの国々を訪ね、多くの人たちに出会って、そこから学び、絵を描いていこうと思う」と抱負を語った。

 なお、会場には今回の個展に合わせて出版された「全絹枝作品集」が展示されていた。

[朝鮮新報 2005.6.27]