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金剛山歌劇団の公演を観て 「まるでおとぎ話の世界」

 友人のムンさんやダンスのお友達に誘われて、初めて金剛山歌劇団の創立50周年記念特別公演を姫路文化センターに見に行きました。

 器楽演奏も朝鮮独特の珍しい楽器の美しい音色、カヤグム独奏(海の歌)、よく息が続くのにびっくりしました。

 女性、男性ともに、すばらしい声の持ち主、聞き惚れてしまいました。

 朝鮮独特の美しい民族衣装、色、デザイン共に、なんとも言えない美しい色、まるでおとぎ話の世界に入っているようでした。

 第2部の音楽舞踊組曲(愛・故郷の四季)での、若い2人の踊り、周囲のたくさんの人々の美しい動き、長時間の汗と涙の練習のたまものだと思います。

 劇団の人みんなが、一生懸命、仲良く、美男美女、舞台装置も照明も抜群、全部すばらしく感動しました。

 私も今まで、いろいろな人のコンサート、歌舞伎等、観てきましたが、今までで一番心に残る公演だったと思います。

 民族の伝統あるすばらしい歌と踊りをもとに、南北統一、また世界平和のために役立てていかれることを心よりお願いして、私の感想とお礼にさせて頂きます。ありがとうございました。

 劇団のみなさまのご健康とご多幸を心よりお祈りいたします。がんばって下さい。(姫路市 伊藤豊子 61歳 主婦)

[朝鮮新報 2005.7.6]