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ルーヴル美術館所蔵「古代エジプト展」開催中 読者にペアチケット10組贈呈

ネフティスの女神像(第18王朝、高さ18センチ、ルーヴル美術館蔵)

 ルーヴル美術館の古代エジプトコレクションが日本で初めて本格的に公開されている。本紙は「古代エジプト展」のペアチケットを10組にプレゼントします。

 ハガキかEメールで本紙文化部あてに応募してください(住所とメールアドレスは、1、8面の題字横に明記)。なお、発表は発送を持って代えさせていただきます。

 約5万5000点に及ぶぼう大なルーヴルのエジプトコレクションは、豊富さと質の高さとで名高いばかりか、ナイル川流域の古代人とその生活を再現するための世界的見地からも主要な情報源でもある。

 本展では、まず、エジプト学に多大な功績のあったルーヴルの学者たちにゆかりの遺物に、ついで彼らが解明した「古代エジプト人と生活」に焦点を定めて選りすぐりの名品、約200点を紹介している。

 古代エジプト人の素顔はいかなるものだったのか?人々はどのように生活していたのか?

イティセンの像(古王国時代、高さ53.5センチ、ルーヴル美術館蔵)

 「人」をテーマに、親子、夫婦の仲むつまじい家庭生活、職業、ファラオと神々の関係、死生観などさまざまな方面から当時の人々の人間像を探ることで、古代人の生活に迫り、その生き生きとした様子や豊かな精神性に触れている。それはまた、われわれ現代人が自らの人間像や生活をあらためて見つめ直すきっかけになるだろう。

 永遠性を追求した古代エジプト文明は、まさに21世紀の人類の英知と文明のあるべき姿をあらためて問いただしているのではないうか。

 会場=東京都美術館 企画展示室

 会期=2日(火)〜10月2日(日)。午前9時〜午後5時(入室は閉室の30分前)

 休室日=毎週月曜日(ただし、22日、29日、9月19日開室)と9月20日は休室。

 主催=東京都美術館、NHK、NHKプロモーション、東京新聞。

[朝鮮新報 2005.8.21]