「優しいトーンで接したい」 |
ハートフリー・プロジェクト代表 柳暎恵さん 柳暎恵さんは女性同盟大阪府本部・子女部長を務めるかたわらで、2003年からハートフリー・プロジェクトの代表として活動する。37歳。2人の娘の母。 「ココロ、子育て、人間関係を自由に」を掲げる同プロジェクトは、色彩心理学を学んだ女性たちのグループ。メンバーは年齢30〜40代の6人で、柳さん以外はみんな日本人だ。 オリジナルの「12色の翼のカード」を使ったカラーセラピーや子育て相談などで人々の心を癒す活動を続ける。同プロジェクトが手がけたセミナーや勉強会などはすでに10回を数える。 また、女性同盟大阪が主催する子女教育セミナーや各子育てサークルでも学んだ知識を生かし、子どもをウリハッキョに送るオモニたちに安らぎを与える場を提供している。 3年前、結婚、育児などのストレスから悩みを抱くようになった。その時に「元々興味があった」という色彩心理学に惹かれた。「自分の必要な色を知ることで心が開けてくるんです」。 大阪朝高卒業後、朝青、女性同盟と専従活動家の道をひた走ってきた。変化する同胞社会、同胞らとどう接していくかがつねに問われている。 「同胞たちには心地よい言葉と態度で接したい。優しいトーンで―。女性同盟の活動でも人間関係でも、すべての人たちにそう接していきたいと心がけている」 [朝鮮新報 2005.9.7] |