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民族舞踊をアピール

ダンスコンクールで3位入賞 林水晶さん

 東京都中野区のなかのZERO大ホールで12日に開かれた第7回記念なかの全国ダンスコンペティションで、朝鮮大学校(外、2)の林水晶さんがシニア部門で3位入賞、総合10位に選ばれた。同大会は、年齢、性別、ジャンルを超えた、あらゆる部門の「舞踊」が参加するコンクールで、朝鮮学校生徒の参加、決選進出は初めて。

 林さんは、岐阜初中に通っていた初級部1年生から朝鮮舞踊をはじめ、愛知朝高時代には平壌音楽舞踊大学で通信教育を受けた。初、中、高級部時代に在日朝鮮学生中央芸術コンクール・独舞部門で、高成績を収めた。

 この日は独舞「若き舞姫」を披露。林さんは、「この作品は、テンポが速く、高度なテクニックが求められる」と説明する。

 「これから先も、ずっと朝鮮舞踊と関わっていきたい。民族の音楽にあわせて全身で表現する、言葉や説明のいらない世界。見た人たちが素直に感動してくれたらうれしい」

[朝鮮新報 2005.10.18]