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ハッキョのためできることを

大阪第4初級、アボジサッカー部監督 李英好さん

 大阪アボジサッカー連盟会長で大阪朝鮮第4初級学校アボジサッカー部監督の李英好さん(44)。

 見た目には、アボジサッカーに情熱を注ぐメンバーをしっかりまとめる明るい大阪の「おじさん」といった印象を受ける。しかし、その思いは「サッカーをする」ことだけに留まらない。ウリハッキョを守り、支援する活動の延長上にアボジサッカーがあるという。

 「ウリハッキョのためにできることからしていかないと」と、ハッキョバザーなどの各種催しにメンバーと共に率先して取り組み、オモニ会にもひけをとらないと自負する。本職は薬局店店主。ウリハッキョの教員も9年務めた。だから、生徒、同胞社会への思いは強い。

 アボジサッカー連盟は1996年、府下10校の初級学校を網羅して結成された。連盟主催のサッカー大会を開いて、アボジたち同士の親交と地域サッカーの活性化に力を注いでいる。

 「サッカーがしたいと始まったが、いつの間にかウリハッキョのための集まりになっていった」。

 独自のチャリティー行事でハッキョ支援もしている。

 03年から開催されたKYCCUP(30代の中央サッカー大会)には3年連続で出場。

 「30代のメンバーが集まる大切な大会が勝ち負けだけで終わったらもったいない。みんなが集う、その延長線上で同胞らの生活に密着できるような大会にしていきたい」

[朝鮮新報 2005.10.19]