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在日朝鮮学生美術展 東京、神奈川展 全国から9501点応募

 全国8カ所で巡回展示されている第34回在日朝鮮学生美術展の東京展が19〜23日、東京都品川区のO美術館で、神奈川展が18〜22日、川崎市教育文化会館で開かれた。 

 日本各地から寄せられた今年の応募作品数は9501点。南孝俊さん(神戸朝高3年)の立体作品が特別金賞に輝き、初中級優秀賞350点、高級部金賞9点、銀賞22点、銅賞25点、佳作1158点、入選1767点が選ばれた。日本各地を巡回するのは優秀賞以上の作品で佳作、入選作品は地域別に展示される。

 東京展では、首都圏の生徒たちの作品を中心に、絵画作品476点、工芸作品150点が展示された。また、特別展として「東京・ピョンヤン・ソウルをつなぐ子どもたちの出会い」も同時開催。南北朝鮮と在日朝鮮学生の等身大の自画像が展示され、会場を訪れた子どもたちは記念撮影をしたり、平壌とソウルの友だちに送るメッセージカードの書き込みをして楽しんだ。

 美術展は、来年2月1日から5日まで大阪・東大阪美術センターでも展示される。

[朝鮮新報 2005.11.24]