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金剛山歌劇団 鹿児島・出水公演 「朝鮮への理解深める良い機会に」

 金剛山歌劇団の鹿児島・出水公演(主催=金剛山歌劇団出水公演実行委員会)が23日、出水市文化会館で行われた。

 鹿児島・出水市で初めて行われた公演には、総連鹿児島県本部の黄甲鳳委員長、渋谷俊彦・出水市長をはじめ、同胞と日本人らが訪れ、昼の部に約840人、夜の部には約920人が観覧した。

 今公演では、出水市が鶴で有名な町ということで、鶴をモチーフにした舞踊「カゴパ」がオープニングで披露された。また、男性重唱で「出水音頭」を披露すると観客らは一緒に手拍子をするなどして盛り上がりを見せた。

 今公演は、出水市在住の同胞数人と日本人ら約40人が実行委員となり公演準備を進めてきた。同実行委・事務局を担当した総連鹿児島県本部文化宣伝部長の李清敏さん(非専従、42)は、「同胞が少ない出水で公演をすることはとても意義のあること。朝鮮の歌や踊りを通してわれわれに対する理解を深めてもらえるいい機会になった」と語った。

[朝鮮新報 2005.11.26]