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大阪朝鮮学生芸術祭 民族の文化と伝統、受け継ぎ

民族教育の成果、大きくアピール

 第2回大阪朝鮮学生芸術祭が19日、大阪府立青少年会館文化ホールで行われ、府下朝鮮学校の生徒ら約300人が歌と踊り、楽器演奏を披露した。同胞、学父母、日本人ら1300人以上が観覧した。また、総聯中央総務局の「益柱局長、総聯大阪府本部の金奉亨委員長が大阪府議会議員、大阪市議会議員らと共に観覧した。

 「民族、希望、未来」をテーマに行われた芸術祭では、民族の文化と伝統を受け継ぐ生徒たちが、朝鮮の歌と踊り、演奏を披露。在日同胞3世、4世の生徒たちの公演に、観客たちは惜しみない拍手を送った。

 柏田中学校の嶋田義剛教諭は「団結した力が伝わってきた。あそこまで生徒たちを統率するのは難しいはずなのに、すばらしかった」と公演の水準の高さを絶賛した。

 池川康朗府議は「生徒たちの笑顔がすばらしく、公演も上手。とても好感が持てた。一体感があって、家族以上のきずながあるのを感じた」と感想を述べた。

[朝鮮新報 2005.11.26]