パンフ紹介「戦後60年を問い、東北アジアと日本の未来をひらく女性のつどい」 |
今年9月17日、東京都港区田町の「女性と仕事のり未来館」で開かれた「戦後60年を問い、東北アジアと日本の未来をひらく女性のつどい」の報告集。 日本敗戦から60年。日本は中国や朝鮮半島との軋轢を深め、平和と不戦、人権の実現をうたった現憲法改悪への動きを強めている。これに危機意識を持った日本の女性たちがこの集いに終結した。 清水澄子元参院議員は次のように指摘する。「日本はどこへ向かっていくのですか−。私たちが答えをださなければなりません。日本人の歴史認識の希薄性、いかにして私たちが侵略戦争、植民地支配に対する加害者意識を希薄にしてきたか、私たち自身あらためて日本の戦前、戦中、戦後を問い直し、正しい歴史認識をしっかり持たねばならない」と。 東アジアの平和構築を促す女性たちの熱い思いと気迫が込められたパンフ。 問い合わせ=朝鮮女性と連帯する日本婦人連絡会(TEL 03・3816・1862) [朝鮮新報 2005.12.28] |