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バスケットチーム中級部編 東日本 新チームの見所、注目選手

 今年度の大会も終了したことから、新チームの見所、注目選手などをクローズアップしてみた。今回は東日本チームを紹介する。(西日本チームは次回)

東京朝中

 40人の部員が一つになって日々練習に励んでいる。身長があまり高くない点を補うためにも、スピードに磨きをかけたい。楽しくバスケットに取り組み、今年度の屈辱を晴らしたい。秋の新人戦では女子がベスト4に入り、黄愛里選手が北区選抜に選ばれた。

東京第1

 身長がない分、走れるチームを目指し、学生らしいひたむきなバスケットをめざしたい。とくに男子は、昨年からスタメンで主力として活躍していた林弘一と申永一がバスケットを理解し、個人プレーより、チームメイトとの調和をどうとるかがポイント。女子は昨年に比べ人数も減った。しかも、卒業生が主力選手だったため、今年は一からのチーム作りになるが、熱心に練習を積み重ねていく生徒たちだけに成長が楽しみだ。

東京第4

 新チームの男子は背が低い。それもそのはず、スタメンの3人が2年生だったので平面バスケが板についてきた。注目選手は1年生の李輝鐘、金修徳。この2人の出来次第で、チームは大きく変わる。女子の新チームは、まだ高香愛、全善愛のプレーについてこられない部分がある。ファンダメンタルを徹底させ、入れられたら入れ返す−そんな攻撃的なチームを作りたい。女子は新人戦、区民大会ともにベスト8だった。高香愛が墨東5区選抜のセレクションを受賞した。

東京第5

 男女ともにアーリーオフェンスを正確に決めたい。とくに男子は新1年生たちが中心のチームなので、3年間じっくり育てたい。女子はスピードの宋愛里、パワーの黄由麻の2人を軸に、スピード感あふれ、多彩なプレーができるチームを作りたい。新人戦16強、区民大会1勝2敗と結果には満足いかないが、これからのチームだ。

西東京第1

 人数は少ないが、得意とする、早いパス回しからの攻撃に磨きをかけたい。今年は長身のセンターもいるので、アウトサイド、インサイドどこからでもシュートを打ってディフェンスをかき回す。女子は逆にセンター不在。男子に劣らない早いパスの練習をしたい。

埼玉

 男子は選手権での悔しさをバネに日々練習に励んでいる。まずはハンドリングなどの基礎をしっかりさせたい。注目選手は李孔孫だ。

千葉

 選手権での敗退は、選手たちに基礎の大切さを痛感させた。いくら能力があっても、それを支える基礎がなくては勝ちあがれない。新チームは揺るがない基礎を身につけリベンジを図りたい。

神奈川

 3年生の背中を追いかけて来た2年生が力をつけてきた。とくに殷和洙の3ポイントは相手チームにとって厄介だと思う。3年生の穴を埋めるにはまだまだ時間がかかるが、関東大会、中央大会までにはチームを最高のレベルに持っていきたい。

 来年度はどこの学校も平面バスケ主体になるようだ。どれだけ速くリングまでボールをつなげるかが重要。ディフェンスが5人そろわなければ、セカンドブレイク、サードブレイクとつなげてほしい。

 ウリハッキョのチームはファーストブレイクで終わって、すぐ一本という形がとても多い気がする。そのためにもファンダメンタルをしっかりして、まずは1対1が強い個々の能力アップに励んでほしい。指導者の技術向上のための講習会などにどんどん参加して、指導者のスキルアップも図っていきたい。

お知らせ−「低学年バスケット教室」

日時:3月26日(土)

会場:東京朝鮮第4初中級学校

内容:練習会、試合

問い合わせ:東京第2(TEL 03・3644・1544) 李長根

[朝鮮新報 2005.2.24]