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朝青京都主催 セセデ駅伝 6年ぶりに駅伝復活

支部の結束力高まる 掃除兼ねた「エコウォーク」

 朝青京都府本部が主催する「朝青結成50周年記念京都セセデ駅伝大会」(第40回京都朝鮮青年駅伝大会withファミリーマラソン大会)が2月27日、賀茂川の河川敷で行われた。今大会は、朝青京都で1959年から39年間行われてきた駅伝大会を6年ぶりに開催。「健康」「環境」をテーマとしたエコウォーク、ファミリーマラソン、駅伝がそれぞれ行われた。健康測定コーナー、子どもの遊び場、炊き出しなども準備され、会場は和やかな雰囲気に包まれた。

いっせいにスタートを切る参加者ら

 朝青京都では、同大会の準備過程で各支部の結束力を高めるとともに、朝青員や同胞青年学生、日本人、新しい世代の同胞らをたくさん集めることを目的に定めた。また、準備過程で地方行政、さまざまな日本団体と接触することで事業を行い、京都府、京都市、(財)京都市国際交流協会、アジア共同行動京都などから後援、総聯京都府本部と女性同盟など京都管下の各機関から協賛を受けた。

 大会には朝青員、朝青OB、青商会会員、同胞、朝高生ら約350人が参加した。まず、北大路橋〜出雲路橋区間の河川敷を巡回し、掃除する「エコウォーク」から始まった。2月20日に続き、2回目となった「エコウォーク」で参加者らは京都市から提供されたゴミ袋、手袋などを持ち、1.5キロ区間の道をきれいに掃除した。

1.5キロの道を掃除した「エコウォーク」

 開会式では、総聯京都府本部の琴基都副委員長が祝賀あいさつ。前大会で優勝した朝青右京支部から優勝カップが返還され、朝青伏見支部代表が選手宣誓をした。

 その後、行われた「ファミリーマラソン」で、幼稚班、低学年生徒の父母、朝青OB、同胞らが1.5キロを走り、さわやかな汗を流した。

 今回のメインイベント、駅伝大会には、鼻組に朝青各支部と留学同の12チーム、匹組に青商会、朝青OB、朝高生、韓青、韓学同など8チーム、計110人が出場した。

 必死に走る参加者らの姿に沿道からは大きな声援が送られた。結果、鼻組は朝青伏見支部が、匹組は京都府青商会チームが優勝した。

 閉会式で朝青本部の全将行委員長は、「朝青結成50周年を記念して行われた今回の行事はとても意義深いものになった。愛国事業に従事しながら、統一祖国の姿を見ることができずにこの世を去った1、2世たちの遺産をわれわれが守り輝かせていくため、若い世代が力を合わせ在日朝鮮人運動の新しい歴史を切り開いていこう」と語った。

 参加者らは、「久しぶりに参加する行事ではじめはしんどいイメージがあったが、参加してみるととても楽しかった」「こんなにも同胞たちが集まるなんて想像もできなかった」などと感想を述べていた。【朝青京都】

[朝鮮新報 2005.3.10]