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東アジアサッカー選手権 朝鮮、全勝で予選を突破

優勝した朝鮮チームには賞金5万ドルが授与された

 2005年東アジアサッカー選手権大会予選が3月5〜13日にかけて、台湾・台北の中山足球場で行われた。朝鮮代表は4戦全勝、得点31、失点0という圧倒的な強さで予選を突破し、7月31日〜8月7日に南朝鮮で行われる同大会の決勝トーナメントへの出場権を獲得した。

 ともに3戦全勝で迎えた最終戦、朝鮮対香港(3月13日、16時30分キックオフ)。試合は立ち上がりから朝鮮代表のペースで進むが、なかなか得点を奪うことができない。

 しかし、前半終了間際の42分、FWカン・ジンヒョク選手が見事なヘディングシュートで先制点を奪った。後半に入ってからも終始攻め続ける朝鮮代表は63分、途中交代で入ったDFリ・ミョンサム選手が右からのクロスを押し込み、追加点を奪った。

レセプションに参加した選手たち

 試合はそのまま2−0のスコアで終了。朝鮮代表が「東アジアサッカー選手権2005決勝大会」への出場権と優勝賞金5万ドルを獲得した。

 今回の予選には、在日同胞Jリーガーの安英学選手(名古屋グランパスエイト)、李漢宰選手(サンフレッチェ広島)は出場しなかったが、2月9日に埼玉で行われた日本とのワールドカップ最終予選に参加した選手のほとんどが出場した。

 今回の予選の表彰は次のとおり。

 ▼大会最優秀選手(MVP) キム・ヨンジュン(朝鮮)

 ▼ベストGK Fan Chun Yip(香港)

 ▼ベストDF チャン・ソクチョル(朝鮮)

 ▼大会得点王 キム・グァンヒョク(朝鮮) 10得点

東アジアサッカー選手権・決勝日程(男女)

 【開催地】 南朝鮮(大田、全州、大邱)

 【出場チーム(男女とも)】 朝鮮、南朝鮮、日本、中国

 【実施方式】 男女ともに4チームによる総当りリーグ戦方式(各チーム3試合)

 【日程】 

 男子

 7月31日 19時20分キックオフ 朝鮮×日本(大田)

 8月4日 20時キックオフ 朝鮮×南朝鮮(全州)

 8月7日 17時15分キックオフ 朝鮮×中国(大邱)

 女子

 8月1日 19時30分キックオフ 朝鮮×日本(全州)

 8月4日 17時15分キックオフ 朝鮮×南朝鮮(全州)

 8月6日 17時キックオフ 朝鮮×中国(大邱)

[朝鮮新報 2005.3.31]