第27回キングスカップ・タイ 朝鮮、2選手が優勝 |
第27回キングスカップアマチュアボクシングトーナメントが4月6〜11日、タイ・バンコクで行われた。
大会には14の国から82人の国家代表選手らが出場。同大会に20年ぶりに参加した朝鮮選手団からは5人の選手が出場し、バンタム級のキム・ウォングク選手(4.25体育団)とフェザー級のキム・ソングク選手(平壌市体育団)が優勝。フライ級のキム・チョルサン選手(4.25体育団)が銅メダルを獲得した。 在日同胞の周太慶選手(東京農業大学ボクシング部2年)も代表として出場したが、初戦で判定負けを喫した。 周選手は、「朝鮮の選手たちからは、ボクシングに自分の生活をかけてやっているという強い気持ちを学んだ。朝鮮の国旗が上がるのを見て、自分も『次こそやってやる』という気持ちでいっぱいだった。負けたけど次につながるいい経験だった」と語った。 朝鮮は今大会、国別順位を2位とし、キム・ソングク選手はベストプレーヤー賞を獲得。一方、在日本朝鮮人ボクシング協会の李学宰会長が朝鮮代表のコーチとして、大阪朝鮮高級学校ボクシング部の梁学哲監督が国際審判員として同大会に参加した。 [朝鮮新報 2005.5.12] |