第35回日朝親善サッカー 東京朝高は帝京に引き分け |
目を見張る鄭大世選手(朝大)の活躍 「第35回日朝親善サッカー」(主催=在日本朝鮮人東京蹴球協会、後援=東京都サッカー協会、在日本朝鮮人東京都体育協会)が5月25日、国立西が丘サッカー場で開催された。 高校生の部では東京朝高が帝京高校と対戦し1−1で引き分け、一般の部ではオール東京朝鮮が佐川急便東京SC(JFL)と対戦し3−6で敗れた。 35回目の節目となった大会では、東京朝高×帝京高校、オール東京朝鮮×佐川急便東京SCの両カードが行われた。 オール東京朝鮮は、東京都社会人サッカー1部リーグに所属するFCコリアから11人、朝鮮大学校サッカー部から10人、計21人の選抜チーム。 第1試合の東京朝高×帝京高との試合は、前半を0−0というスコアで折り返した。後半に東京朝高が先制点を挙げたが、すぐに帝京も取り返すという白熱した展開となった。東京朝高が押し気味に試合を進めるが、結局試合は1−1のままで終了した。 つづいて行われたオール東京朝鮮と、昨年度JFL7位の佐川急便東京SCとの試合は、序盤にたて続けに失点を許したオール東京朝鮮が3−6で敗れたものの、この試合でオール東京朝鮮の全得点をたたき出した鄭大世選手(朝大4年)の活躍には目を見張るものがあった。 今年、朝大からJ2・水戸ホーリホックへ入団した金基洙選手に続き、卒業後のJリーグ入りが期待される。 [朝鮮新報 2005.6.9] |