朴光哲選手 K−1 WORLD MAX 2005 判定で初勝利逃す |
プロ修斗・環太平洋ウェルター級チャンピオンの朴光哲選手(KILLER BEE)が20日、横浜アリーナで行われた「K-1 WORLD MAX 2005〜世界一決定トーナメント決勝戦〜」のオープニングファイトに出場。2月に行われた日本代表決定トーナメントで準優勝した新田明臣選手(バンゲリングベイ)と対戦した。 序盤から得意の左右フックでペースを握った朴選手は、相手をぐらつかせる場面も見せたが、終盤は新田選手のローキックに苦しめられ判定のすえ、K−1初勝利を逃した。 朴選手は、タイから招いたトレーナーにキックの技術などを学び、厳しいトレーニングを積んできた。試合では、前蹴りやミドルキックを繰り出すなど練習の成果も表れていたようだ。前回に比べて調子も良く、手応えのあるパンチもいくつかあったという。だが、「まだまだ力の半分も出せていない」と悔しがった。 試合後、朴選手は「倒さなければいけなかった。練習を積んでまたがんばりたい」とコメントした。朴選手の次戦は、9月ごろの予定だが詳細は未定。 大会ではオランダのアンディ・サワー選手(シュートボクシング・オランダ)が優勝。「K−1 WORLD GP 2005 〜開幕戦〜」は9月23日、大阪ドームで行われる。南朝鮮の崔洪万選手が出場し、米国のボブ・サップ選手(チーム・ビースト)と対戦することが決まっている。(李泰鎬記者) [朝鮮新報 2005.7.28] |