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岡山、四国合同チーム 「和気あいあい」

岡山、四国合同チームの生徒と先生たち

 今大会、11人制に合同チームで出場し、6年ぶりの1部入りという好成績で大会を終えた岡山・四国合同チーム(合同5年目)。全試合終了後、「1試合ずつ勝ち進むにつれチームがひとつになっていった」(朴隆宏選手、岡山初中6年)、「自分たちの力を100%出し切ったので悔いはない」(文翔賢選手、岡山初中6年)とすがすがしい表情で語ってくれた児童たちの笑顔が印象的だった。

 学父母、学校のバックアップなしに今回の成績は考えられないという邊志遠監督(岡山初中、29)は「今の6年生が3年生のときから4年計画で力を入れてきた。約束事をきちんときめて、全員が得点できるチーム作りを目指してきた。個人能力を高める練習を多く取り入れ、組織力強化にも努めた」。

 また監督と生徒たちの間には、見た目以上に絶大な信頼関係が築かれていたようだ。文翔賢選手のオモニ、金福寿さん(38)は「子どもたちは先生の言葉を信じ、練習に励んできた。うちの子は先生に言われたとおりの食生活を送っていましたから、静岡まで遠かったけど息子が別人のようにがんばっていたので来てよかった」とほほ笑む。四国初中の鄭善貴コーチ(24)は「合同チームでの出場に四国の生徒たちは楽しいといっている。来年も岡山と上位を目指したい」と語った。

[朝鮮新報 2005.8.4]