第32回卓球選手権(兵庫) 男子団体兵庫A、女子団体大阪Bが優勝 |
卓球教室、親善試合も
第32回在日本朝鮮人卓球選手権大会(在日本朝鮮人卓球協会主催)が3〜4日、兵庫県西宮市の鳴尾体育館で行われた。 今大会には、北海道、東京、神奈川、大阪、京都、兵庫、福岡の各卓球団と朝鮮大学校、東京朝高、大阪朝高選手らが参加した。 大会では男女それぞれ団体戦と個人戦が行われた。また、兵庫県下朝鮮学校の初級部生徒らを対象にした卓球教室、西宮市卓球協会のメンバーらとの親善試合も行われた。 10チームが参加した団体戦。男子決勝は、兵庫Aと東京Aが顔を合わせた。最高齢ながらチームを引っ張る兵庫卓球団の梁光保選手(65)の気迫あふれるプレーでチーム一丸となり、兵庫が3−1で勝利。女子の部では決勝で大阪Bが東京を降し優勝した。
一方、男子シングルスでは兵庫の鄭喜和選手、女子は福岡の李信子選手が優勝した。 鄭選手は45歳、李選手は50歳。年齢を感じさせない俊敏な動きと気迫で勝ち取った勝利に2人は「とてもうれしい」と笑顔を見せた。 男子シングルス準決勝で敗れた京都の徐璋一選手(25)は、「おじさんたちに負けないように若い選手らがもっとがんばらないと」と来年に意欲を燃やしていた。「若い世代がたくさん参加して大会を盛り上げていきたい」(徐選手)。 同協会の姜英宙会長は、「大会の継続、発展はもちろんのこと、今回、卓球教室に約30人の初級部生徒らが参加してくれた。今後は、朝鮮学校の低学年の基礎技術の向上のための指導を強化していきたい」と総評を述べた。 【競技成績】 ・団体戦 【男子】@兵庫AA東京AB大阪A、京都A ・個人戦 【男子】@鄭喜和(兵庫)A金泰珍(東京)B高健植(大阪)、徐璋一(京都) [朝鮮新報 2005.12.8] |