全日本ブラジリアン柔術オープン 白帯プルーマ級 東京朝高卒 鄭義淳選手が準優勝 |
第7回全日本ブラジリアン柔術(注参照)オープントーナメントが11月19、20の両日、千葉県松戸市の柿ノ木台公園体育館で行われ、マスター白帯プルーマ級で鄭義淳選手(東京/パラエストラ小岩、30)が準優勝を果たした。同階級には10選手が参加。鄭選手は東京朝高出身で在学時はラグビー部に所属した。ブラジリアン柔術を始めたのは約半年前。いきなりの準優勝に周囲は驚いたという。今後も上を狙い練習に励んでいくという。 【注】ブラジリアン柔術とは、ブラジルに移民した日本人が柔道を基にした護身術をエリオ・グレイシー(グレイシー柔術の創始者)などに伝え、現地の人々に広まり派生した格闘技。柔道をベースにしているが、立ち技を比較的軽視し、寝技を強く志向している点が柔道と異なる。 階級は、ガロ級(55キロ未満)、プルーマ級(61キロ未満)、ぺナ級(67キロ未満)、レーヴィ級(73キロ未満)、メジオ級(79キロ未満)、メイオペサード級(85キロ未満)、ぺサード級(91キロ未満)、スペルペサード級(97キロ未満)、ペサディシモ級(97キロ以上)、アブソリュート級(無差別)の10階級。帯は白、青、紫、茶、黒の順で実力が高くなる。大会は全日本選手権が2つ、世界選手権は3つ存在する。 [朝鮮新報 2005.12.8] |