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体が資本

 健康に対する関心は今や、日常的なものになっている。

 ある調査結果によると、健康と持続可能な社会環境に配慮したライフスタイルを意味する言葉「ロハス」の認知度は4割に達するという。

 かくいう記者の周りにも、健康指向の知人は多い。

 一日に水を2リットル飲むという知人Aは、それを始めて以来、体の調子がすこぶる良く、朝の目覚めの良さも抜群だという。なによりも生活にリズムができて、規則正しい日々を送っていると自慢げだ。水は唾液分泌が促進され、食事をスムーズに摂ることができ、自律神経系の調整、代謝の促進などの効果が得られるというから驚き。ぜひ生活に取り入れてみたい。

 ヘビースモーカーとして知られていた現在ウリハッキョ教員の知人Bは、タバコをやめた。教え子らと共に部活動で汗を流したあとの食事がたまらなくおいしいそうで、そのおかげで体重が5キロも増えたと、少しいばっている。喫煙は頭痛、心臓障害、不眠、苛立ちの原因ともなるというから禁煙中の彼に一度会って確認してみたい。

 一方、現在、出張中の先輩記者はふだんとくに健康に気を使うタイプではない。しかし、この冬、他人から風邪を移されては仕事に支障をきたすと、マスクをして通勤していた。出張中のその先輩から電話がかかってきた。声を聞いてすぐに風邪だとわかった。「○○の件に関して取材してもらいたい」「はい。先輩、もしや風邪ですか?」−「マスク姿」が目に焼きついているだけに、電話越しで思わず噴き出してしまった。

 思わぬ落とし穴というのは、突然やってくるもの。でも、そんなことばかりを気にしていてもしかたないが、いつ何が起こるかわからない。健康な体と心を持ち続け、2006年も健康な記事を同胞に配信していきたい。(東)

[朝鮮新報 2006.2.7]