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広島初中高で「被爆桜」植樹式 広島市動植物園・公園協会、被爆60周年の独自事業として

秋葉広島市長も参加

 広島朝鮮初中高級学校創立60周年を記念して「被爆桜」「エバヤマザクラ」の植樹式が20日、同校運動場で行われた。

 今回の植樹式は広島市動植物園・公園協会の被爆60周年の独自事業として、市役所本庁舎前の「被爆桜」と被爆している新種の「エバヤマザクラ」の苗木配布事業で配布を受けた桜を校内に植樹することにより、児童、生徒たちに平和の尊さを伝承していくために開催している。同校でもこの趣旨に賛同して行われた。

 式には広島県同胞代表の金鎮湖総連広島県本部委員長、広島朝鮮学園の李兌炯理事長、李一烈校長をはじめ関係者らと在学生、秋葉忠利・広島市長、川口弘幸・広島市動植物園・公園協会理事長、竹本輝男・広島市民局局長をはじめ行政関係者らが参加した。

 秋葉市長、金代表がそれぞれあいさつ。その後、代表たちと生徒2人がスコップを手に持ち、記念植樹を行った。最後に金柴龍さん(高2)が代表してあいさつし、「被爆桜を大事にして平和の尊さを伝えていきたい」と決意を語った。同校には被爆桜と「エバヤマザクラ」それぞれ10本が寄贈された。

[朝鮮新報 2006.3.23]