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若い世代の学校支援

 各地の学校支援イベントが目をひく。

 最近では、他の団体との合同イベントやさまざまなチャリティーなど新しい、大きなイベントが増えてきている。

 一方でアボジ、オモニたちによる校舎の補修工事やバザー、生徒たちへの給食支給など子どもたちに身近なところ、直接触れることのできる部分への支援なども変わらず行われている。

 そんな中でも若い世代が中心となっている学校支援に注目している。

 地域の朝青メンバーが集い母校の校庭の草むしりをしたり、生徒たちと一緒に運動会を行ったりするものから、大学生たちが自作の映画をイベント時に放映するなどその方法は実にさまざまだ。

 いつか取材先で話を聞いた朝青のメンバーは「卒業してから10年以上、足が遠のいていた母校を訪れ、自分の在学中と比べて半数ほどになった生徒数に驚くと同時に、何かしなくてはと強く思った」と話していた。

 少し前までは学校の「アボジ会」「オモニ会」などが主に行っていたウリハッキョ支援だが、今では朝青団体にとって大事な活動の1つになっている。その効果もあり、自分の母校でなくとも引っ越し先や、少しでも関わりのある学校のイベントの手伝いを引き受ける若者も今では少なくない。

 彼らを見ていると、本当に同胞社会全体でウリハッキョを支えている、守っているという実感を得ることができる。

 そう感じると同時に、同じ世代である記者自身も何か行動を起さなければと思う。(麗)

[朝鮮新報 2006.5.17]