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北大阪朝鮮商工会主催で説明会 新会社法への理解深める

 北大阪朝鮮商工会(金徳泰会長)が主催する「新会社法説明会」が12日、ミレ信用組合本店で行われた。

説明会には多くの会員と同胞商工人らが参加した

 説明会では、司法書士の張東鶴氏が講師として出演。5月から施行された「新会社法」の中でもとくに重要な法人登記を中心とした内容で講演した。

 また、株式会社の機関設計、とくに株式譲渡制限会社の機関設計の組み合わせや現存する有限会社の問題、株式会社の設立手続きなどについての詳しい説明がなされた。

 講演後の質疑応答では、役員の構成や、資本金の払込金の保管証明制度、役員任期延長や、みなし解散に関する質問など活発な質疑があった。

 参加者らは、講演に聞き入り積極的に質問を投げかけながら、今後もこのような講演会の継続や情報発信などを、商工会で積極的に取り組んでほしいとの感想を述べた。

 北大阪朝鮮商工会では、これからも会員と同胞商工人の企業権擁護と経営サポートに重点を置きながら、地方税務署への要請活動やさまざまな経営相談に応えるため、職員のレベルアップに努める計画だ。【東淀川分局】

[朝鮮新報 2006.7.19]