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関東大震災 東京同胞追悼の集い

虐殺から83年、「忘れない」

 関東大震災時(1923年9月1日)、虐殺された朝鮮人を永遠に記憶し、犠牲となった同胞を追悼する「関東大震災朝鮮人虐殺83周年 東京同胞追悼の集い」が1日、東京都墨田区の横網町公園内にある在日朝鮮人慰霊碑前で挙行された。総聯中央の高徳羽副議長兼同胞生活局長と女性局の姜秋蓮局長、都下の活動家と同胞、東京朝鮮第5初中級学校の生徒ら200余人が参加した。

 集いではまず、参加者全員による黙とうが行われた。

 つづいて総聯東京都本部の朴昌吉委員長が追悼の辞を述べた。朴委員長は、83年が過ぎた今日にいたっても、謝罪と補償ばかりか真相すら明らかにしていない日本政府の対応について指摘。在日同胞が力を合わせ、朝・日国交正常化実現に向け努力し、「大虐殺」に関する真相究明と当局の謝罪、補償を得ていこうと呼びかけた。

 日朝友好促進23区連絡会の江口済三郎代表、東京朝鮮人強制連行真相調査団の西村昭・日本人側事務局長が来ひんのあいさつをした。

 集いの最後には、全参加者らが慰霊碑に献花した。

[朝鮮新報 2006.9.7]