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「神奈川朝鮮学園を支える会」幹事会 共催者の役割を確認

 「神奈川朝鮮学園を支える会」幹事会が16日、神奈川朝鮮中高級学校で行われた。

 幹事会には「支える会」の阿部浩己代表(神奈川大学法科大学院教授)、神奈川県高教組・竹田邦明執行委員長、神奈川人権センター・工藤定次事務局長を始めとする22人が参加した。

 会ではまず、4月22日に行われた結成総会と県下朝鮮学園創立60周年祝賀宴を終えたあと、会報「マダン」1号を発行するにいたるまでの経過報告があった。

 つづいて、今後の活動に対する具体的な協議が行われ、とくに10月22日に行われる「神奈川県下朝鮮初中級学校創立60周年と神奈川中高級学校創立55周年同胞大祝典」の共催者として、「支える会」がどのような役割を果たさなければならないのかについて真しに討論が行われた。その中で、より多くの日本の市民を大祝典に動員し、「支える会」を広く知らしめる具体的な行動計画に対する意見交換がなされた。

 つづいて行われた学習会では、神奈川中高の張末麗教員が「神奈川朝鮮学園を取りまく状況と課題」と題して講演を行った。張教員は、創立60周年を迎えた朝鮮学校の歴史は闘争の歴史であったと述べ、日本政府による制度的な差別がいまだ続いていることを具体的な例を挙げて言及した。

 最後に、当面第16回公開授業(横浜初級、神奈川中高)と同胞大祝典に、多くの日本の市民の参加を呼びかけていくことで合意を見た。会に続き親睦を深める宴会が行われた。【神奈川中高】

[朝鮮新報 2006.9.25]