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「日本の過去清算を求める国際連帯協議会」 第4回会議宣言

 日本の過去の清算を求める国際連帯協議会は2003年に上海で結成された。続いて開かれたソウル、東京、平壌会議で、世界の多くの人々は日本の過去の犯罪を強く批判し、過去の正しい清算を求めた。

 私たちが再びフィリピン・マニラに集まったのは、過去4年間の私たちのすべての努力と世界各国の要求にも関わらず、それらの声に耳をふさぐ日本政府を強く批判するためである。この間、日本政府は戦争責任を隠し、美化までしてきた。8月15日の小泉首相の靖国参拝はその典型的な例である。小泉首相の参拝は戦争犠牲者を今一度侮辱し、世界の人々を嘲笑するものである。

 日本政府が被害者の声を無視し続けているのは、もう少しで被害当事者がこの世を去ることを期待しているからである。しかし被害者が減れば減るほど、非人道的な戦争犯罪を非難する世界の声は大きくなるであろう。

 私たちは日本が過去を清算するまで戦い続ける事を決意しながら、以下のことを日本政府に強く求める。

 1、 日本政府は侵略と戦争犯罪の犠牲者に謝罪し、即時補償すべきである。

 2、 日本政府は過去の戦争と侵略に関する資料をすべて即時公開、公表すべきである。

 3、 日本の首相は靖国神社を参拝しないことを約束すべきである。

 4、 日本政府は歴史の歪曲と欺瞞的な軍事化への策動を止め、非軍事的な手段での世界平和建設に参加すべきである。

2006年 8月27日
日本の過去の清算を求める国際連帯協議会第4回会議参加者一同
フィリピン・マニラ

[朝鮮新報 2006.10.16]